不動産投資先としてのデータセンター動向

「不動産投資先としてのデータセンター動向」

◇はじめに

2020年のCOVID-19流行に伴い、企業ではテレワークの推進やビデオ会議などを利用した遠隔での会議/打ち合わせが行われているように、オフィスへ出社して業務を行う従来の働き方からの変化が出てきている。消費者行動としても、リアル店舗に買い物へ行く形から通販/ECを利用するライフスタイルに変わりつつある。

このような変化に伴い、オフィスや商業施設に対する不動産投資需要は低下しており、新たな投資先を探す動きが強まっている。そのような状況で、テレワークやECへの転換によって需要が高まっているインターネットを利用した各種システム/サービスを提供するための基盤となるデータセンターへの注目が高まりつつある。

当レポートでは不動産投資先として注目を集めるデータセンターに関するビジネスモデルや一般的な不動産との違いをまとめ、データセンターへの投資を行う際の評価点や投資モデルに関する情報をまとめた。当レポートがデータセンターへの投資を検討されている企業/担当者様が立案する際の基礎データとして活用されることを切に望むものである。

2020年10月
合同会社ecarlate

◇調査対象

・データセンター

◇目次(ページ数)

Ⅰ.なぜデータセンターが注目されるのか

1.COVID-19による不動産需要の変化(1)
2.データセンターの役割(4)

Ⅱ.データセンターサービスの概要

1.データセンターのサービスモデル(6)
2.データセンターサービス詳細(8)
 1)コロケーション(8)
  (1)サービス概要
  (2)サービス提供形態とターゲット動向
  (3)コロケーションビジネスの価格設定
 2)ホスティング/クラウド(IaaS/PaaS)(12)
  (1)サービス概要
  (2)サービス提供形態とターゲット動向
  (3)「ホスティング」「クラウドサービス(IaaS/PaaS)」の価格設定
 3)SaaS(16)
  (1)サービス概要
  (2)サービス提供形態とターゲット動向

Ⅲ.データセンターが持つ不動産物件としての特徴

1.データセンターの種類とターゲット(19)
2.電力/設備能力の重要性(20)

Ⅳ.データセンターへの投資モデル

1.データセンター構成要素から見る投資モデル(21)
※シェル型、イクイップメント型、サービス型
2.JV(Joint Venture)型投資モデル(22)
3.データセンターへの投資推移と予測(2019年〜2025年)(24)
※新設データセンターへの投資(建設費用、増設費用)を対象とした。
※既設データセンターの設備(ファシリティ)入れ替え費用などは対象外とした。

Ⅴ.投資観点でのデータセンターの評価項目

1.ハードウェア搭載量から見るスペック(27)
 1)主要なスペック
 2)ハードウェア搭載量に関連するデータセンタースペックのトレンド
2.安全性/安定性から見るスペック(28)
3.データセンターの陳腐化(30)
4.ロケーション(31)
 1)エンタープライズデータセンター
  (1)業務システム向けエンタープライズデータセンター
  (2)Webコンテンツ向けエンタープライズデータセンター
 2)ネットワークデータセンター(32)
 3)ハイパースケールデータセンター(33)

Ⅵ.データセンター業界の主要プレイヤー

1.業界構造/参入プレイヤー分類(34)
 1)業界構造
 2)参入プレイヤー分類
2.データセンター事業者/オペレーター(35)
 1)プレイヤー分類
 2)主な参入企業一覧
 ※システム開発会社、通信キャリア、データセンター専業事業者、クラウドベンダー
3.設計会社/建設会社/ビル管理会社(37)
 1)プレイヤー分類
 2)主な参入企業一覧
 ※設計会社、建設会社(ゼネコン)、工事会社(サブコン)、ビル管理会社
4.データセンターアセット保有会社(40)
 1)プレイヤー分類
 2)主な参入企業一覧
 ※不動産会社、倉庫会社、金融機関

◇資料概要

タイトル  :不動産投資先としてのデータセンター動向
発刊日   :2020年10月19日
総ページ数 :41ページ
頒価    :データ版:198,000円(本体価格:180,000円)
       印刷可能データ版:220,000(本体価格:200,000円)
       イントラネット版:396,000円(本体価格360,000円)
       ※上記価格は消費税率10%での総額となります。

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